シュヴァルツ・アプフェル~黒果~魔女と呼ばれた総長はただ1人を所望する
戸棚の中には大量のカップ麺と手を付けていない8枚切りの食パン1斤。
冷蔵庫の中には卵とハムとチーズといくつかの調味料。
「……」
颯介さんが『何かあったかな?』とか言うわけだよ。
まともなものがない。
わたしは少し考えて、カップ麺の中から重くなさそうな塩味のものを選んでお湯を入れた。
3分待つ間にリンゴも1つ貰って切っていく。
パンはどちらかというと朝に食べたいな、と思ったから。
サンドイッチにでもしようかな? と考えながら夕食を終えた。
片付けも終えてリビングに戻ると、三つ子は相変わらず。
颯介さんはお笑い番組を見て声を上げて笑っていた。
「っははは! ん? ああ、食べ終わった?」
わたしに気付いた颯介さんはそう声を掛けてくれる。
「あ、はい。カップ麺1つと、リンゴを1つ頂きました」
そう報告をしてからちょっとだけ迷って、でもやっぱり気になったから聞いてみることにした。
「あの……キッチンに置いてある大量のリンゴって……?」
「ああ、あれギンのだよ」
その答えに、やっぱりと思ってしまう。
「好物なのかよく分からないけど、しょっちゅう丸かじりしてんだよね。だから消費量早くって」
「……それであの量ですか」
あの量を何日で消費するんだろう?
そんな疑問も浮かぶけれど、わたしはもっと気になることがあった。
冷蔵庫の中には卵とハムとチーズといくつかの調味料。
「……」
颯介さんが『何かあったかな?』とか言うわけだよ。
まともなものがない。
わたしは少し考えて、カップ麺の中から重くなさそうな塩味のものを選んでお湯を入れた。
3分待つ間にリンゴも1つ貰って切っていく。
パンはどちらかというと朝に食べたいな、と思ったから。
サンドイッチにでもしようかな? と考えながら夕食を終えた。
片付けも終えてリビングに戻ると、三つ子は相変わらず。
颯介さんはお笑い番組を見て声を上げて笑っていた。
「っははは! ん? ああ、食べ終わった?」
わたしに気付いた颯介さんはそう声を掛けてくれる。
「あ、はい。カップ麺1つと、リンゴを1つ頂きました」
そう報告をしてからちょっとだけ迷って、でもやっぱり気になったから聞いてみることにした。
「あの……キッチンに置いてある大量のリンゴって……?」
「ああ、あれギンのだよ」
その答えに、やっぱりと思ってしまう。
「好物なのかよく分からないけど、しょっちゅう丸かじりしてんだよね。だから消費量早くって」
「……それであの量ですか」
あの量を何日で消費するんだろう?
そんな疑問も浮かぶけれど、わたしはもっと気になることがあった。