華の20代での余命宣告!残りの命でこの世界全て楽しんでやる!
余命半年
数日前
私は伊東りさ、急に胸が苦しくなり
病院に行くと病院先生が
「あと半年です。」との余命宣告
会社もやめた、せっかく苦労して住んでたマンションも解約した。

途方に暮れて東京の街を歩いていると
ふと1枚のチラシが飛んできた。
ついてないな、なんて思いながらそのチラシを見た。

【世界一周しませんか?】
と大きく書いてあった怪しげなチラシ
胡散臭いとそのチラシを捨てようとしたが、
ふと我に返り考えた。

あと半年でこの世から去ってしまうのであれば、やり残したことは全て、
やりきってからこの世を去るべきだと思った。

すぐさまチラシに書いてあった電話番号に電話をかけた。

丸の内旅行サービスです。
「なんの御用件でしょう?」

りさは食い気味に
「世界一周のチラシをみたのですけど!」
食い気味に答えた。

「はい、世界一周のプランですね、
何名様でしょうか?」

「1人です」

「はい、そうしますと、料金は…との価格になりますが大丈夫でしょうか?」

「はい!」
いつかの結婚のために貯めてたお金だけども
どうせ死ぬんであれば!

「では、この講座にお金を振り込み、
明後日に橋田空港まで10時に来てください。お待ちしております。」

りさはすぐにお金を振り込み、
たしだ空港に向かうのであった。
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