BLACK KINGDOM -夜明けまで、熱く愛して-
「……っ、んぅ」
「もう、いきなりいなくなるなよ」
ぎゅう、と強く抱きしめられて、本当に大事にしてくれているんだと実感する。
「いなくなんないよ」
「一緒にいたいって言ったくせに、起きたらいないとかやめろよ」
「……うん」
溢れてくる気持ちを大事に抱きしめながら。
「今日は、朝まで一緒にいたい……あやる」
大好きな人の腕の中で、
わたしはそっと目を閉じた。