詩集『言葉の花束』

たわむれ

君の詩は靴下みたいだ
全部バラバラの靴下みたいだ

あなたの哲学こそ
片付かないクローゼットみたい

プラタナスの木の下で
若者は笑い合った

秋の初めは誰にとっても美しい

くちづけを夢見たあの頃を
今でも思い出すのだ
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