【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
「彼女は二学年でよろしいのですよね、キャリー先生」
 次に声を出したのは紅一点の女子生徒。
「はい。ノエルさんと同じ学年になります」
 事務官が答える。

「アイリーンさん。ノエルさんは二学年の女子の寮長を務めていますので、寮生活においてわからない点は彼女にお聞きください」
「はい」
「自己紹介がまだでしたね」と金髪が言う。そしてそれぞれの生徒たちが自己紹介をする。
 まず金髪の長髪がフランシス・イーライ、三学年で生徒会長らしい。
 赤髪がダンカン・ネイミック、こちらも三学年で会計。
 紅一点の女性がノエル・アスカリッド、二学年とのこと。

「アスカリッド?」とアイリーンが聞き返すと彼女は頷く。どうやらノエルはこの国の王女様らしい。
 王女様なのに寮長ということは、王女なのに寮で暮らしているということで。
「せっかくだから、寮生活も体験してみたくて」と笑っている。王族といってもわりと自由な感じなのだろうか。

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