【コミカライズ】腐女子令嬢は隣国の王子から逃げられない~私は推しカプで萌えたいだけなのです~
 副会長のダンカンとサラが恋人同士で、そのダンカンを狙う会長フランシス。という構図が、アイリーンの脳内には展開されている。一本、話が書けそうだ。

「後で問題にならないところでお願いしたいです」

「わかったわ。部長に確認してみましょう」
 と、次の日、ルークに確認したところ「喜んで引き受けるよ」と言ってもらえた。とりあえず、パーティはなんとかなりそうだ。

 パーティはなんとかなったのだが、なんとかならないのが新入生の部活動見学。
「そういうことで、アイデア募集中」
 ルークが腕を組みながら言う。昨日の今日でアイデアが出るとは思えない。ところが、ノエルがおずおずと一冊のノートを差し出した。
「部長、これ、リーンが書いたものですが。素晴らしいのでぜひ見てもらいたいと思って」

「エル。ちょっと。プーランジェの言葉を勉強するために、それを貸したのであって。部長に見せるために貸したんじゃないわ。複写したいっていうからであって」
 とアイリーンは混乱中。

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