約束の指にキスして。
桔平の胸や腕を、直ぐに求めてしまう自分。

ずっと前からそうだった……。

気付かないふり、気付かないふり……繰り返して……



もう帰れない。

大好きな人がいるこの町に。

大好きな人を傷つけた自分は…


気付くのが遅すぎた。


大好きな人なら、いっそう一緒に墜ちる訳にはいかないから。

墜ちてもらう訳にはいかないから……。


どうしよう。

アタシ、生きていけそうもないかも。


気づいてしまった今、あなた無しでは……。
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