約束の指にキスして。
『だめ…駄目だ。』

桔平は裸の私を、広い大きな胸ですっぽりと抱きしめた。

『お前はいつか、お前の旦那さんになる人の為に汚れちゃいけないんだ。俺なんかに汚されちゃ…』

『そんなの私が決める!』

『瑛梨…』

『私が決めるの。私は桔平がいい。桔平に抱かれるなら、一生他の人に抱かれなくていい。桔平意外いらない。』

『……。』

『お願い桔平。…一緒に天国に行こう?長い先、二人で一緒に天国には行けないから。……今、一緒に行こう??』
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