月夜に笑った悪魔 (番外編)


ふぅ、と息をひとつついて座った2人がけのソファ。


落ちつこう、と思って座ったけど心臓はやっぱりバクバクしてる。




だめだ。
少しも落ちつかない。


どうしてもずっと同じことを何度も考えてしまうんだ。


するのかな、って。




……暁は前に、私のペースに合わせてくれるって言ってくれた。


だからきっと強引に襲ってくることはない、と思う。
……たぶん。




……本当のことを言えば、したくないわけじゃない。
暁になら私の全部を捧げたいってけっこう前から思ってはいる。



でも、そう思ってはいるけど不安はあった。

ここに泊まるのは急な話だったから、心の準備もなにもできてない。


それと……下着のことも不安だったり。
もう少し可愛い下着をつけてくればよかった、なんて。


今してる下着は一軍のじゃない。
暁とはじめてする時くらいは一軍のお気に入りのやつをつけていたいところではある。

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