キミに溺れる。〜ピンク髪の先輩と派手色な恋を〜
可愛くて綺麗で……見た目も俺のタイプ。
そんな彼女が同じ空間にいる。それだけでも嬉しいのに、目が合ってさらに浮かれそうになる。
……のに。
なぜか、目を逸らされてしまった。
え、なんで?
……なんて、ちょっと考えればわかること。
サリーちゃんにとって俺はただの先輩。
目が合って逸らすのは普通だし、話したことない人に笑いかけたりしない。
だから、途端に沸き上がる。
“早く気づいてよ!”
というもどかしい思い。
自分勝手だよな。
『探してみな』って言ったのは俺なのに。
あーあ。こんなことならさっさと明かしておくんだった。
今さら後悔。