愛しのキャットボーイ〜野良猫少年拾いました〜



 この人の静かな優しさが、私は好きだった。


 好きで好きで、本音が言えなくて苦しくて、それでも失いたくないと思えたのはこの人が優しかったからだ。


 忘れたい過去ではなく、幸せだった過去として、この想いは心の奥にしまっておこう。



「うん。こちらこそありがとう……またね」




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