無口な彼の妬かせ方
ーートン。
右肩を翔に押されて
壁に背中があたる。
顔の隣には翔の手のひら。
「動くなって、言った」
いつもとは違う目つきで私の目をしっかりと捕らえる。
「ちゃんと、そう忠告したからな?」
もう、逃げられない。
「しょ……っ…」
チュッ。
可愛らしいリップ音と共に翔にキスされ
それだけで私の顔は真っ赤なはず。
またふりかかろうとしたそれに
「……………」
今度は私も目を閉じた。