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「冷房ついてない?なんか一気に寒くなってきた」
「さあな」
「嘘でしょ!?冷房つけてるの!?最低!!!」
「つけてねーよボケ!!」
「だって寒いし!!寒い!」
「うるせーな…」と、私に背を向けた彼だったが
「…じゃあこれでも飲めよ」
なんて、さっき蒼空さんが飲んでいたコップを持って再び振り向くものだから
「え?いいの?」
(間接キスになるのに、いいの?)
驚いた。けど、優しい所もあるんだっと少し関心している自分。
「………ん。」
そして、そっとそのコップに手を伸ばした。
のだが。
「やっぱやらねー」
ヒョイッ、と私の前からコップが消える。