request






と、




「あれ!?千恵月姫コンビじゃん!偶然~!!!」


「あ、小林!!!」




偶然にも、そのデパートには小林もいたみたいで


私達を見つけるや否や、駆け寄って来た。




「何してんの!!」


「小林こそ、何してたの?」


「俺?俺はみんなでゲーセンに来てた」




後から小林と一緒に遊んでいたらしい人たちが来ると、そのメンツは同じゼミの男の子達で




「あれ、月姫と千恵じゃん」


「あ、ほんとだ!久々だな!!」


「何してんの~?」




当然、知り合いの私達は緊張も何も無く普通に会話をする。




「俺ら今からカラオケ行こうって話してるんだけど、千恵と月姫も行かね?」


「え!行きたい!!……月姫はどうする?」




さっきの出来事があって、心配そうに私の顔を覗き込む千恵。


一瞬、行くのを躊躇ったけど


今は何がなんでもこのモヤモヤとした気持ちから逃げたくて




「…………行くっ!!!!」




その気持ちを変えたいから、私も行くことにした。

< 215 / 660 >

この作品をシェア

pagetop