君のとなりで恋をします。【番外編】
「桜河、せっかくだからみんなと飲みなよ。
私はノンアルコールの酎ハイでも充分気分は味わえるから。」
「…」
私のその言葉になかなか首を縦に振ろうとしない桜河。
私はそんな彼の背中をバシッと叩いた。
「ほら…愛しの奥さんからのお願いだよ?
今日はあんたが主役なんだから、私に遠慮してないで思い切り楽しみなよ。」
私がそう言うと、桜河は渋々頷く。
「…あ、でも飲みすぎはダメだよ。
お酒飲むの、久しぶりなんだから。」
「あぁ。わかってる。」
桜河は元々お酒は好きだけど、そこまで強い方ではないし…
久々だと、余計に酔いやすかったりもするよね。
私が桜河に軽く釘を刺すと、周りからはクスクスと笑い声が聞こえてきた。