タングルド
「どうかした?」

よほど変な表情をしていたのか賢一が心配そうに見つめていた。

「別に、ただSNS上には色んな人がいるな〜って思って」

「今更だね」

「そうね」
かろうじて笑顔で返した。
Ayaさんのメッセージ、どうしよう。
無視をするのもちょっと怖い気がする。でも、相談にのったり親しくするのもおかしい気がする。

『ごめんなさい、私は恋愛経験が乏しく相談にのれそうもないです』

これ以上は関わらないで欲しいと願いつつ返信をした。
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