非常勤講師と受験生
始業式が終わると、A組の教室に戻るまでの間、まゆちゃんと小林先生について話していた。


「さっき、葵さー。めっちゃ小林先生のこと見てたよねー(笑)」

「はぁ?そんな訳ないし!何で!私が先生の事………」


まゆちゃんがそんなことを言うので、私はとても恥ずかしくなった。


「ほらー。今も顔赤いよ?」


そう言われたので、ブレザーのポケットに入っていたミニミラーを見ると、

頬や耳などが赤くなっていることが分かる。


「やっぱりさー。葵、小林センセーの事好きなんじゃないの?」

「いやいや、だって私、恋とか興味無いし、抑々男に興味ないもん」

「そう?ならいいけど」


まゆちゃんに変な事を言われたので、A組の教室に戻ってきた今でもとても顔が熱かった。
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