パリの空の下、極上セレブ御曹司の貴方に今日も甘やかされてます
「ソフィアが何か言ったのか」
「ソフィアさんはわたしがルイの呪縛を解いたって」

「呪縛か……なるほど、うまいこと言うな」
「ルイ、話したくなかったらいいけど……」
「ん?」
「良かったら聞かせてほしい。ロザリーさんの事故のこと」

 ソフィアさんは言っていた。
 ルイは彼女の死に責任を感じていると。
 10年以上も人を愛せなくなるぐらい。
 なぜ、そんな罪の意識を抱いているのか。
 やっぱり聞いておきたかった。

 ルイは少しの間黙っていたけれど、「わかった」と言って、ベッドから降りた。

「シャワーを浴びてから話すよ。寝物語にする話でもないからな」
< 190 / 245 >

この作品をシェア

pagetop