パリの空の下、極上セレブ御曹司の貴方に今日も甘やかされてます
***

 その夜。
 久しぶりにルイにたっぷり愛された後、情事の余韻に浸りながら腕枕をしてもらっていたとき、ルイがふいに言った。

「薫、どうした?」
「えっ?」
「帰ってからずっと、何か言いたそうな顔をしてるぞ」

 もう、どうして、わたしの気持ちがすぐわかっちゃうんだろう、ルイには。

 というより、相変わらず顔に出ちゃってるってことか。

 わたしは少し体を起こしてルイの目を見つめ、そして言った。

「前に言ってたよね。ロザリーさんとわたしが似てるって。わたしは……彼女の代わりなの?」

 ルイの目がかすかに揺れた。
 それから目を伏せ、静かな口調で言った。
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