今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
氷のように固まった心が、ジワジワと溶けていく。
林崎くん…。
保健室に運んでくれたお礼、電話で伝えるつもりだった。
だけど、やっぱり直接言いたい。
スマホを持つ手にぎゅっと力が入る。
「強く言ったら、なんとかなるかもしれません」
「でも、長い時間はちょっと…」
『そうだね、両親心配するしね』
『近くのチェリバで30分だけ話すのはどうかな?』
「それなら大丈夫だと思います」
『分かった』