今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
「私は雪羽が勝つと思うけどな」
わたしの両目が潤む。
姫乃ちゃん…。
「黒ずきんの味方するのは勝手だけど」
「銀くんの幼馴染で隣の席だからって余裕ぶるのマジでうざい」
「あんま余裕ぶってると黒ずきんに負けるかもね?」
姫乃ちゃんの前にいるゆりちゃんがクスッと笑う。
わたしのせいで姫乃ちゃんまで嫌味を…。
「雪羽」
左隣にいる姫乃ちゃんは左手で拳を握り、わたしの前に真っ直ぐ突き出してくる。
「お互い、がんばろ」