今日も隣の席でぎゅっとして。 ❄
――俺は信じてる。雪の羽は輝いてどこまでも飛んでいけるって。
相可くんは走る前にそう言ってくれた。
そして、
わたしは相可くんに羽をもらった。
だからわたし、
最後まで走り切れる。
わたしは痛みを堪えながら立ち上がり、最後の力を振り絞って全力で走り出す。
相可くん、今日で恋が終わってしまうから言うね。
「桃住、13位!」
日向先生が叫ぶ。
わたし、相可くんのことが、
ゴールテープと相可くんの姿が見えた。
どうしようもないくらい好きです。