独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「腕だして」
「俊が貼ってくれるのー?」
となりに腰かける俊に言われ、半分だけ袖をまくり腕を前にさしだす。
あのあとクラスから借りる時間もなくて、俊のジャージを貸してもらって、急きょ私だけ長袖で参加したんだよね。
「細っ。ちゃんと食べてんの?」
「いやいや、俊の方が細いもんっ」
私の手首をつかみながら、俊がいきなりおどろいた顔をする。
でもそう言う俊だって。
色白な腕をしていて、私よりも細くて数倍キレイだ。