独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。


番号は15番だ。


黒板で自分の位置を確認してから、荷物をもって移動する。



「ここだぁー」



新しい席は窓側の3列目。


なかなか日当たりもよくて、いい感じかも。



「ゆゆちゃん、今日からよろしくねー」

「うん、よろしくねっ。亜莉朱ちゃん」



前の席は、太田亜莉朱(おおたありす)ちゃんか。


笑顔で気さくに声をかけてくれて、お姉さんって感じのコなの。


ストレートの長い黒の髪を、いつも高くポニーテールに結んでいる。


それがとってもお似合いで、目もぱっちりで大きいし、見とれちゃうくらいのかわいさだ。


いいなぁ……


こんな風に、ポニーテールが似合う美少女になってみたかった。


また背もすらっとしてて足が長いから、制服を抜群に着こなしてるんだよね。


ほんとにうらやましいとこばかり。


< 14 / 516 >

この作品をシェア

pagetop