独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
番号は15番だ。
黒板で自分の位置を確認してから、荷物をもって移動する。
「ここだぁー」
新しい席は窓側の3列目。
なかなか日当たりもよくて、いい感じかも。
「ゆゆちゃん、今日からよろしくねー」
「うん、よろしくねっ。亜莉朱ちゃん」
前の席は、太田亜莉朱ちゃんか。
笑顔で気さくに声をかけてくれて、お姉さんって感じのコなの。
ストレートの長い黒の髪を、いつも高くポニーテールに結んでいる。
それがとってもお似合いで、目もぱっちりで大きいし、見とれちゃうくらいのかわいさだ。
いいなぁ……
こんな風に、ポニーテールが似合う美少女になってみたかった。
また背もすらっとしてて足が長いから、制服を抜群に着こなしてるんだよね。
ほんとにうらやましいとこばかり。