独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。


予習はしてたけど覚える単語が多すぎて、イマイチな出来だったんだよね……。


小テストがこんな結果じゃ、今から期末テストが思いやられるよ……はぁ。


「結々?どうしたの。
伏せたりして……大丈夫?」


ずっと伏せたままでいると、俊が私の席に近づいてくる。


「えっ!だ、大丈夫だよ!」


とっさに笑顔でごまかした。


のぞきこむように心配そうな顔をするから、ドキドキして心臓が爆発しちゃうかと思った。


……俊ってやっぱり優しいんだなぁ。
私の様子にすぐ気づいてくれるなんて。


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