独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
ようやく屋台に着いて、キンキンに氷水で冷やされたどぶづけ水槽の中からジュースを選ぶ。
えーっと……
どれにしようかな。
中に手を入れてジュースを取りだすと、ひんやり冷たくて気持ちいい。
ちょっとした涼みになる。
そういえば、俊は何が飲みたいかな。
お茶、コーラ、サイダー……
うーん……。
とりあえず私は、
「へぇ、カルピスかぁ。
なかなかオシャレな飲み物飲むねぇ」
「え……?」
カルピスのボトルに手を伸ばすと、背後から男性の声がした。