独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「ほら、泣かないで?食べなよ」
俊がやわらかくほほ笑んで、私の目にたまる涙を指でぬぐってくれた。
「うんっ……」
私はさっそく袋を開けて、うすピンク色のいちごパンを取り出した。
そしてひと口ぱくりと口の中に入れる。
その瞬間、ふわーっといちごの幸せな甘さが広がった。
「んふ、これおいっしいー!売り切れるくらい人気になる理由がわかるよ!?」
「ふ、喜んでもらえてよかった」
もちっとふんわりな生地の中には、たっぷりのホイップクリームが入っていて。
女のコが大好きな味だ。
これは……やみつきになる。