独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「は?なんか矢追のキャラ変わった?」
「それがね、一時的な記憶喪失になっちゃってるみたいで……」
「なるほどなぁ……それでか」
「おい、話を変えるなぁ!」
「てか。記憶がなくても嫉妬深いのは、あいかわらずなんだな」
でも、どうして俊は怒ったのかな。
急に彼女なんて言って、私の腕を引っぱるなんて。
まだ記憶は戻ってないはずなのに。
そんなことを不思議に考えていると、ドアの開く音がした。