独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
緊張のあまり手がぷるぷる震えながらも、待っている俊のうすい唇に入れてあげる。
もぐもぐしたあと、俊は満足そうに口元をゆるませた。
「ん、ほんとだー。評判どおりおいしいね。……てか。結々のほっぺたも、このいちごパンみたいにピンクだね?」
「……っ、」
「かわいすぎて今すぐ食べたくなっちゃうよ、結々のこと」
楽しそうに笑う俊に、ほっぺたを片手でさわられ、熱がぜんぶ顔に集まる。
あぁもう……。
俊に胸が高鳴りっぱなしで、今にも心臓がとけてしまいそうだ。
こうして、今日のお昼はいつも以上に甘々な時間となった。