独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「え、俊っ!?」
な、なんでっ!?
こんな早くに電話するなんて、いったいどうしたんだろう。
「もしもしっ」
「あ、結々!?」
名前で呼ばれるたび、いつもの俊だと期待しそうになるけど……
でも、まだ記憶は戻ってないままだよね。
「うん、どうしたの?」
「どうしたの、じゃないよ……なんで、そんなに冷静なわけ!」
えっ。
なんだか俊……あわててる?
声からして、明らかに様子が変だ。