独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「あ、い……いえ」
「そのピンクの花柄ワンピですと、店内オススメの商品になっておりますよ」
「いえっ。今日はいいです……ごめんなさいーっ」
服を見るのは楽しいんだけど、店員さんとお話するのってちょっぴり苦手だ。
断るときなんて気まずくて仕方ない。
服屋さんを出て歩くと、のどがかわいてきた。
少し休もうかな。
自動販売機を探していると、見覚えのある後ろ姿を見つけて目で追ってしまった。
後ろしか見てないけど、
たぶん……そうだ。