独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「結久から電話してくるとか、めずらしいじゃん」
「う……うん」
どうしよう……。
このまま通話する余裕がなさすぎる。
「ちょっとー俊!いつまで長電話してるのっ!早く勉強の続きしよーよ」
「うるさいってば……ったく。結々?」
2人の声なんて聞きたくない……。
勉強会をするなら、俊の家じゃない場所でやってほしかった。
でも、こんなのワガママだ。
電話をかけてしまったのは私なのに。
今度は私が嫉妬日和だ……なんて。