独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「ん……ゆーゆ?何してるの?」
「へっ、?」
「ん?」
あれ、もしかして寝てたのって。
「ふぁーぁ。雨の気温が気持ちよくて寝ちゃってた」
わ、よかった……!
いつもと髪型の雰囲気が違かったから、話すまで別人に見えていたけど俊だ。
もし違う人だったら、危うく俊に怒られちゃってたな。
でも俊が無防備に眠ってたら、変な人に声をかけられることだってありえるよね!?
これは注意しとかなきゃ。