独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
だ、めだ……こんなの。
ドキドキを隠しとおせるわけがない。
「あ、始まったね。やっぱここにしてせーかい」
これじゃあ……
花火に集中できないどころか、今にものぼせちゃいそう。
顔中が熱い……。
こんなに近くて、俊は緊張したりしないのかな?
気になって俊のほうをチラ見すると、おだやかな表情で花火を見つめていた。
さっきから、表情があんまり変わってない気がする。