独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
こんなにもドキドキして意識しているのは、私ひとりだけ……?
「ねぇ、結々。この学校の言い伝え知ってる?」
「うん!花火にまつわるジンクスだよね?
俊は知ってるの?」
「いや。廊下でしゃべってた女子の会話で、さっき知った」
「そ、そうだったんだっ」
わぁ……はずかしい!
てっきり、俊も知ってて花火見にきたのかと一瞬ずうずうしい期待をしちゃったよっ。