独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
でも俊だけは、文句をこぼさず、なぜか冷静なままだった。
「別にいいじゃん。 これで通信表の評価は、成績優秀なわけだし」
「そうだねっ!!」
そうだ。
まだ通信表の望みがある、けど。
「俊はもう成績優秀でしょっ」
「へへ、まぁーね」
ツッコミを入れる私に、俊はいたずらっぽく笑ってみせる。
……いいなぁ、俊は余裕そう。
私も、もっと勉強を頑張らなきゃ。