独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。



でも俊だけは、文句をこぼさず、なぜか冷静なままだった。



「別にいいじゃん。 これで通信表の評価は、成績優秀なわけだし」


「そうだねっ!!」



そうだ。
まだ通信表の望みがある、けど。



「俊はもう成績優秀でしょっ」


「へへ、まぁーね」



ツッコミを入れる私に、俊はいたずらっぽく笑ってみせる。



……いいなぁ、俊は余裕そう。



私も、もっと勉強を頑張らなきゃ。



< 77 / 516 >

この作品をシェア

pagetop