独占欲つよめ王子は、私だけをとくべつ甘く溺愛したい。
「ど、どうしよう……」
時間だけがひたすら過ぎていき、いくら探してもジャージは見つからないまま。
これじゃあ、体育に行けない……。
それよりも先生に叱られてしまう。
「……っ、」
いつの間にか、目には涙がたまって視界がぼやけた。
ごしごしと乱暴に目をこする。
……泣いてても、しょうがないよね。
今日の体育は見学にしよう。
そう、あきらめかけた時。