気づけば君が近くにいてくれた
ペンライトを振って盛り上がり、時にはしんみりと涙を流してしまうほど感動する歌に心を奪われる。
やっぱりC&Hの歌が好き。
ライブに来る度にそう思える。
ねぇ、お母さん、お父さん。
そこから聞いてる?
2人が好きな曲って、本当にいい曲だよね。
“そうだろう?”
“美桜にも好きになってもらえてよかったわ”
C&Hの歌に乗せて、2人のそんな会話が聞こえてくるような気がする。
本当に隣で一緒に聞いているような。
そんな感覚。
部屋でCDを流して聞いているのとは違う。
ライブ会場で聞くと、心臓にまで響いてきて現実逃避している気分になった。
そんな楽しい時間はあっという間に終わってしまう。
「ありがとうございました」
……とC&Hが最後の挨拶をして、キラキラと銀テープが会場を舞って、ライブは幕を閉じた。