HERO~先生の攻略法~
「ああ。今日の夢が正夢になればよいのに……」


落とし穴に落ちても良いから、先生と両思いになりたい。


そんな事を考えながら、気合いを入れて前髪をセットする。


そうしているうちに、インターフォンが鳴り響き玄関に走った。


ドアを開けると笑顔の先生が居る。


「迎えに来ました」
「はい」


ああ、先生が同級生なら良いのに。


って、同級生だったら私の事を面倒見たりしないだろう。


とにかく、今は、先生の事が知りたい__


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