堅物騎士団長から妻に娶りたいと迫られた変装令嬢は今日もその役を演じます
「団長。新婚さんだったのに、仕事が忙しくて帰れない日々が続いていたんです。それで、一月くらい奥さんに会えなかったみたいで、とうとう騎士団なんて辞めてやるって暴れ出して。いろんな人が団長を取り押さえて。それでなんとかその日のうちに一時帰宅が認められました」
ドミニクが噴出しそうになっているのを我慢している。それをエレオノーラは横目で見る。
「妹さん、本当に愛されていますね」
その話からのその流れ。
「そ、う、ですね」
ドミニクは笑いをこらえるのに必死だ。そんな彼を、エレオノーラは冷たい目で刺す。
「いや、あの団長が婚約したって聞いたときに。相手がどのような方かって、盛り上がったんですよね。団長は、結婚に興味無いと思っていましたからね。そしたら、もう。美人だし、控えめだし、落ち着いてるし。さすがあの団長が選んだだけあるな、って思いました。って、あれ? ドミニクさんの妹、ですよね?」
「はい」
「そうなると、年が」
「妹は十八です。それ以上でもそれ以下でも、年齢詐称もしていない」
ちょっとドミニクがイラっとしている。セレナのことはどうでもいいが、エレオノーラのことになるとどうでもよくないらしい。
ドミニクが噴出しそうになっているのを我慢している。それをエレオノーラは横目で見る。
「妹さん、本当に愛されていますね」
その話からのその流れ。
「そ、う、ですね」
ドミニクは笑いをこらえるのに必死だ。そんな彼を、エレオノーラは冷たい目で刺す。
「いや、あの団長が婚約したって聞いたときに。相手がどのような方かって、盛り上がったんですよね。団長は、結婚に興味無いと思っていましたからね。そしたら、もう。美人だし、控えめだし、落ち着いてるし。さすがあの団長が選んだだけあるな、って思いました。って、あれ? ドミニクさんの妹、ですよね?」
「はい」
「そうなると、年が」
「妹は十八です。それ以上でもそれ以下でも、年齢詐称もしていない」
ちょっとドミニクがイラっとしている。セレナのことはどうでもいいが、エレオノーラのことになるとどうでもよくないらしい。