堅物騎士団長から妻に娶りたいと迫られた変装令嬢は今日もその役を演じます
「はい、もちろんです。団長命令ですから。ダニエル部長からの命令ではありませんよ。それでしたら断っても問題ありません。しかし、ショーン団長からの命令ですから、お兄さまに拒否権はございません。というわけでして、お兄さまも変装してください。そして、騎士団の仕事だと思えば、自然と口調も変わるはずです」
そう言う、自称魅惑の美女の笑みはとても恐ろしかった。ショーンからの命令と言われてしまえば、ドミニクに断る権利はない。それは第零騎士団として任務をこなせ、という意味だから。広報部だろうが関係ない、ということだ。
エレオノーラの手によって無理やり着替えをさせられて、無理やり髪型を変えられて、無理やり外に連れ出されたドミニクは、自称、魅惑の美女と腕を組んで歩く羽目になった。
恐らく、ドミニクよりも上の年齢層の男性から見たら、彼女は魅惑の美女なのだろう。だが、残念なことにドミニクから見たら、魅惑の美女ではない。つまり、好みではないということ。ここは、エレオノーラにとってはジルベルトの意見も聞いてみたいところではあるが、この恰好をジルベルトに見られるのもいかがなものか。見せたいような見せたくないような、という微妙な想い。
「ここ、なのか?」
そう言う、自称魅惑の美女の笑みはとても恐ろしかった。ショーンからの命令と言われてしまえば、ドミニクに断る権利はない。それは第零騎士団として任務をこなせ、という意味だから。広報部だろうが関係ない、ということだ。
エレオノーラの手によって無理やり着替えをさせられて、無理やり髪型を変えられて、無理やり外に連れ出されたドミニクは、自称、魅惑の美女と腕を組んで歩く羽目になった。
恐らく、ドミニクよりも上の年齢層の男性から見たら、彼女は魅惑の美女なのだろう。だが、残念なことにドミニクから見たら、魅惑の美女ではない。つまり、好みではないということ。ここは、エレオノーラにとってはジルベルトの意見も聞いてみたいところではあるが、この恰好をジルベルトに見られるのもいかがなものか。見せたいような見せたくないような、という微妙な想い。
「ここ、なのか?」