堅物騎士団長から妻に娶りたいと迫られた変装令嬢は今日もその役を演じます
図書室内は閑散としていた。生徒はいるけれど、ちらほらというレベル。
エレオノーラは図書室の入り口のカウンターにいる女性に声をかけようとした。多分、教師ではなく生徒だ。
「あの、すいません。本を探しているのですが、うまく探せなくて。教えていただいてもよろしいでしょうか」
「はい、どのような本をお探しですか」
銀色の縁の眼鏡をかけていて、一つに縛ってあるおさげ髪。
「はい。百年前のドラギラについて書いてある本を探しているのですが」
「百年前のドラギラ……。調べたいのは、どのような内容でしょう?」
「えっと、そうですね。当時の人たちの生活の様子について、調べたいのですが」
「そうですか」
その女性は顎に右手をあてると、視線を左斜め四十五度に上げた。何か、記憶を探っているのだろうか。
「では、ご案内致しますね」
エレオノーラは図書室の入り口のカウンターにいる女性に声をかけようとした。多分、教師ではなく生徒だ。
「あの、すいません。本を探しているのですが、うまく探せなくて。教えていただいてもよろしいでしょうか」
「はい、どのような本をお探しですか」
銀色の縁の眼鏡をかけていて、一つに縛ってあるおさげ髪。
「はい。百年前のドラギラについて書いてある本を探しているのですが」
「百年前のドラギラ……。調べたいのは、どのような内容でしょう?」
「えっと、そうですね。当時の人たちの生活の様子について、調べたいのですが」
「そうですか」
その女性は顎に右手をあてると、視線を左斜め四十五度に上げた。何か、記憶を探っているのだろうか。
「では、ご案内致しますね」