貴方の優しさに甘えてしまった

禁断の関係

 次の日、保育園に先生はいた。
いつも通りだった。

私もいつも通り振舞った。
でも、明らかに、動揺していたと思う。

昨日の先生の言葉で、
先生にすがりたい気持ちと
先生は先生だからダメという気持ちで
揺れ動いていた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
数日が経ち、
少し落ち着いた。

しかし、その夜、また、旦那のスマホがおいてあり、見てしまった。
水田優里からのLINEだった。
『昨日は楽しかった♡幸せです。』
と書いてあった。
見たくないのに、またもみてしまった。
胸が締め付けらる思いだった。

先生にLINEをした。
『旦那の浮気相手から旦那にきたLINEみてしまいました。
 幸せなんですって。最悪ですね。』
すぐに、LINEが来た。
『大丈夫ですか?明日、会えませんか?響くん親に預けれるなら、預けて、話しましょう』
迷った。でも、
『はい。』

親に、連絡し、預けることにした。
『夜、由美と飲みに行く』と嘘をついた。

私の禁断の関係の始まりだった。
< 15 / 24 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop