SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
「まぁ―・・・君ともう一度最初からやり直したいとは思っていたけど…まさか…現実になるなんてな…」
「私達はどうやって…社長と秘書からお付き合いに発展して、結婚したんですか?航さん」
「・・・お付き合いと言うお付き合いはしていないよ…」
彼は病院で鹿沼先生に説明していた通りの言葉をもう一度繰り返した。
「じゃどうやって結婚したんですか?」
「お付き合い、キスの先も全部…結婚よりも後回しにした・・・だから、ほとんど社長と秘書の関係のままだ」
「・・・」
「お湯が沸騰しているぞ…」
「あ…」
私はコンロの火を弱め、顆粒ダシを入れた。
そして、乾燥ワカメとネギ、火を止めて味噌をとく。
その間にほうれん草も茹で上がった。
「私達はどうやって…社長と秘書からお付き合いに発展して、結婚したんですか?航さん」
「・・・お付き合いと言うお付き合いはしていないよ…」
彼は病院で鹿沼先生に説明していた通りの言葉をもう一度繰り返した。
「じゃどうやって結婚したんですか?」
「お付き合い、キスの先も全部…結婚よりも後回しにした・・・だから、ほとんど社長と秘書の関係のままだ」
「・・・」
「お湯が沸騰しているぞ…」
「あ…」
私はコンロの火を弱め、顆粒ダシを入れた。
そして、乾燥ワカメとネギ、火を止めて味噌をとく。
その間にほうれん草も茹で上がった。