SWEETHOLIC《2》~社長と秘書の恋の始まりは社長室から~(完)
夢か?現実か?
私は航さんに言われ、医務室のベットで休むコトにした。

ベットの上に転がりながら私は何をしているんだろうと自問自答した。
秘書は本来…社長の仕事が上手く回るようにサポートする役目のはず。

今の私は社長の航さんのサポート役になれていない。

鼻がツーンとし始める、気づけば泣いていた。

そして、そのまま眠りに落ちた。

目線が低く、カラダも小さくなっていた。
多分、今の私は幼い頃の私。
これはたぶん夢・・・
恭介君と一緒に見たオペラの興奮が醒めず、なかなか寝付けなかった。

んっ?
あれ?

私の両親はオペラを見た帰りにテロにあったはずなのに、私は自宅のベットで転がっていた。

寝付けなかった私はそっと子供部屋を抜けて…両親の眠る寝室に向かっていた。

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