また、昨日ね
カラオケ
それから僕達は13年前の付き合いよりも親密になっていった、お互いにとって昨日に戻って行く中で覚えていてくれる人がいるのが心の支えになって行った。

僕も毎日が楽しかった、そして1週間の昨日が過ぎた。


「ねえ〇〇、明日(昨日)日曜日カラオケ行かない?」

「良いけどナツお金ある? 俺5000円しかないよ!」

「30000円あるよ笑」

「でも入れるかな、高校生だしな?」

「あそこのカラオケ店、年齢制限緩い見たいよ、行ってみよう!」

「うん、行ってみるか」

「また昨日の18時ね、大人ぽい格好して来てよ」

「おう、また昨日ね」

そして明日(昨日)がやって来た、僕は久しぶりに、おしゃれをした、これで良いかな? 僕は洋服には普段興味がないのであまり洋服を持ってない、まあこれで良いいやー。

僕は待ち合わせ場所のいつもの公園に向かった。

「遅いよ、〇〇」

「ごめん、2分遅れた」

ナツはいつも時間ピッタリだ。

「なにその格好! タザい(笑)」

「うるさいな、これしかなかったんだよ」

「私はどう? かわいいでしょう?」

かわいいかった、けれど照れくさかったので、誤魔化しった。

「かわいいーね、このヒールがね、ヒールが…!」

「私が履いているから、このヒールがかわいくなるんですぅ〜」

「はいはい」

と言うと、また僕は怒りの肩パンチをもらった、それから僕達はカラオケ店に向かい、無事カラオケ店に入店できた。
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