政略婚~腹黒御曹司は孤独な婚約者を守りたい~
ビスケットや紅茶の缶が可愛くて、お土産を理由にたくさん買ってしまった。
花柄や建物の柄、それから熊の絵柄に赤い二階だてのロンドンバス。
「たくさん買ったけど、みんなへのお土産だからね……うん、お土産だから……」
そんな言い訳をしてしまうくらい買ったお土産。
私の荷物はホテルの部屋に置いてある。
残り一日、ロンドン観光をするつもりだった。
楽しかったイギリス留学ももう終わり。
私は明日の便で日本に帰ることになる。
お祖父さんにお礼のメールを一足先に送っておこうと、スマホを取り出すとパソコンメールのアドレスの方に新着メールが入っていた。
「壱都さんから?」
『気が向いた時でいいので、メールをください』
今までのメールとは違う。
短いメール。
しかもメールをください?
「今?」
きょろきょろと周囲を見回したけど、それらしい人はいない。
花柄や建物の柄、それから熊の絵柄に赤い二階だてのロンドンバス。
「たくさん買ったけど、みんなへのお土産だからね……うん、お土産だから……」
そんな言い訳をしてしまうくらい買ったお土産。
私の荷物はホテルの部屋に置いてある。
残り一日、ロンドン観光をするつもりだった。
楽しかったイギリス留学ももう終わり。
私は明日の便で日本に帰ることになる。
お祖父さんにお礼のメールを一足先に送っておこうと、スマホを取り出すとパソコンメールのアドレスの方に新着メールが入っていた。
「壱都さんから?」
『気が向いた時でいいので、メールをください』
今までのメールとは違う。
短いメール。
しかもメールをください?
「今?」
きょろきょろと周囲を見回したけど、それらしい人はいない。