天空の姫Ⅲ ~二人の皇子に愛された娘~
「紅蓮…お前を殺して白蘭を手に入れる!」
「月影…白蘭は渡さない!」
龍と鳳凰が剣を振り上げる。二人はどちらかが死ぬまで戦い続ける…。
「「うおおおおおおお!!!」」
この戦の元凶は私。ならば…
元凶が消えればこの戦は止まる
白蘭は翼を動かし天空に舞い上がると龍と鳳凰の間に割って入った。
グサッと嫌な音をたて、龍の剣と鳳凰の剣に突き刺される。
「白蘭…!?」
「白蘭っ」
紅蓮が正気を取り戻し、それに月影も我に返る。
双方の剣が消えズルリと身体から抜けると白蘭は地上に落ちていった。