天空の姫Ⅲ ~二人の皇子に愛された娘~


牢でも話したこれからの事を私たちはじっくりと話合った。


「月影が帰るまではここにいよう。食料は十分にあるし万が一無くなっても魔界から持ってくれば良い」

「わかった」

「あとは真の姿の取り戻し方だな…薬師神を頼れば何かわかるか…人間の姿のままでもいいんだが色々と不便だからな」

「不便って…?」

「うーん、寿命とか?」


寿命?そんなに重要なことなのかしら


「人間は百歳しか生きられん」

「それが普通なんじゃないの?」

「魔界の者は何万歳と生きるぞ。私は白蘭とずっと一緒にいたいからな。私の愛を表すには百年じゃとても足りない」


そして紅蓮がすぐに口付けをしてくる。


< 3 / 258 >

この作品をシェア

pagetop