黒歴史な天才外科医と結婚なんて困ります!なのに、拒否権ナシで溺愛不可避!?

「なによ……?」

 思わず眉を寄せると、修は私の手に指を這わせる。
 そのまま手を握られて、私は戸惑った。

「くるみが俺の事、嫌いになってもまた振り向かせる。あの時から、そうするつもりだった」
「なに、言ってるの? なんでそんなこと……」

「そんなの、くるみが好きだからに決まってるだろ?」

 修はそんなことをあっさり言った。
 本当にあっさりと。

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